救心感應丸氣
きゅうしんかんのうがんき
Kyushinkannougan-ki
救心感應丸氣
큐신칸노간키
麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)配合
救心感應丸氣 90粒(3粒×30包)
13,200円(税込)
救心感應丸氣 300粒(3粒×100包)
38,500円(税込)
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『救心感應丸氣』成分
- 9粒中、次の成分を含みます。
- 麝香(じゃこう)・・・・・・・・・・5mg
- (日局)牛黄(ごおう)・・・・・・・・10mg
- (日局)人参(にんじん)・・・・・・・75mg
- 羚羊角末(れいようかくまつ)・・・・10mg
- 沈香(じんこう)・・・・・・・・・・10mg
- 龍脳(りゅうのう)・・・・・・・・・10mg
- 動物胆(どうぶつたん)・・・・・・・30mg
- (日局)ウルソデオキシコール酸・・・10mg
添加物(パラベン、トウモロコシデンプン、寒梅粉、アラビアゴム、カルメロース、薬用炭)
『救心感應丸氣』効能
●気つけ
●息切れ
●どうき
●胃腸虚弱
●消化不良
●下痢
“Kyushinkannougan-ki” effect
●Calm down
●Shortness of breath
●Palpitations
●Weak stomach
●Stomach Indigestion
『救心感應丸氣』效能
●气付
●息切
●動悸
●胃肠虚弱
●消化不良
●下痢
『큐신칸노간키』코노
●키츠케
●레이키기
●도키
●이쵸쿄쟈쿠
●쇼카후료
●게리
『救心感應丸氣』用法・用量
大人(15才以上)1回3粒、11~14才 1回2粒、8~10才 1回1粒
1日3回食前または食間に水またはお湯で服用すること
第2類医薬品
救心製薬株式会社
《目次》
・『救心感應丸氣300粒レポート』実際に商品を手に取る体験をイメージできます
・『救心感應丸氣』の効能(気つけ・息切れ・どうき・胃腸虚弱・消化不良・下痢)について詳しく解説します(6件)
・現代(いま)に活かす『伝統生薬』のお知らせです(春4件、夏3件、秋1件)
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救心感應丸氣300粒レポート
救心感應丸氣300粒の箱を開けるところからご紹介していきます。
まだ救心感應丸氣を実際に見られたり、現物を手に取られたことがない方にも、なるべく忠実にお伝えできればと思います。ぜひ本当に見て手に取って触っている感覚をイメージしてみてください。
救心感應丸氣の正面から見たところです。
救心感應丸氣を右側から見たところです。
使用期限、製造番号が書いてあります。
救心感應丸氣を後ろ側から見たところです。
9粒中の成分、効能、用法・用量、注意、救心製薬株式会社の住所や製品についてのお問合せ先電話番号・受付時間、副作用被害者救済制度のお問合せ先電話番号が書いてあります。
救心感應丸氣を左側から見たところです。
麝香、牛黄配合、救心感應丸氣、300粒(3粒×100)と書いてあります。右側からと同じことが書いてあります。
麝香、牛黄は、高貴薬(※)と言われています。
(※)高貴薬(こうきやく)とは
高貴薬とは非常に高価であり、容易に手に入りにくい薬物のことである。ワシントン条約で規制されている野生動物からの生薬もある。またこれら生薬の贋偽(がんぶつ)品がしばしば出回り、鑑定も容易ではない。中国四大貴薬材と呼ばれている高貴薬は犀角(さいかく)・牛黄(ごおう)・羚羊角(れいようかく)・麝香(じゃこう)である。高貴薬として以下のようなものがある。
一角:ウニコルンの歯牙、海馬:タツノオトシゴ、牛黄:ウシの胆石、麝香:ジャコウジカの分泌腺、冬虫夏草:昆虫の幼虫に寄生した菌核、鹿茸:鹿の幼角、海狗腎:オットセイの陰茎と睾丸、海竜:ヨウジウオ、犀角:サイの角、蟾酥:シナヒキガエルの分泌物、熊胆:クマの胆嚢、羚羊角:サイガカモシカの頭角
救心感應丸氣を斜め前、正面から見たところです。
箱サイズは、タテ15.5㎝、ヨコ17㎝、高さ5,5㎝です。重さは軽いです。あとで正確な重さをご紹介します。
救心感應丸氣を斜め後ろから見たところです。
救心感應丸氣の底面を見たところです。
紙箱、中仕切りと書いてあります。 下にバーコード(498706148829)表示があります。
救心感應丸氣の箱を開けてみます。
開けましたが、まだ中フタがあるので中身がまだ見えません。
救心感應丸氣の中フタを開けてみます。
キレイに中フタを破らずに開けるのが少し難しいです。「ここを切り取って開けてください」と矢印 ↓ もありますが、切り取り線はあるもののゆっくり開けてもビリッとどこかが破れてしまいます。
ちなみに包装紙などを破らず綺麗に開けられる人でしたら、開け甲斐があると言ってもいいかもしれません。
「わぁ~」と言いたいところですが、実はまだ全部見えません。
救心感應丸氣の中箱のさらに半フタを開けます。
やっと全開できました。綺麗に100包が整列されています。全て3粒ずつの個包装です。
右上にある白い折りたたまれた用紙は「添付文書(※)」です。
この添付文書には、商品を購入された方だけが見られる外箱には表示さできない詳しい商品説明がたくさん記載されています。残念ながらこの場でも添付文書の内容公開は出来かねます。本当は、ぜひご紹介したいのですが、申し訳ございません。
「添付文書は、救心感應丸氣を購入された方だけが見れる特典」とご理解いただければと思います。
(※)添付文書とは
添付文書とは、医薬品や医療機器に添付されている、使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面のこと。
救心感應丸氣3粒(1包)レポート
それでは、早速ですが実際に3粒の個包装を手に取ってみたいと思います。
画像だけでは実際の大きさが伝わりにくいので、ここからのレポートもできるだけ忠実に伝わるようご紹介していきます。
救心感應丸氣の3粒×3包です。
3粒×3袋を少し重ねてのせてみました。女性の手のひらの上に乗せています。
救心感應丸氣の3粒×1包です。
手のひらの上です。
目薬を横に置いてみました。大きさの参考にしてください。
救心感應丸氣3粒×1包装のサイズ。
タテ7.5㎝、ヨコ5㎝です。
救心感應丸氣3粒×1包の裏側です。
使用期限、製造番号が書いてあります。
救心感應丸氣の袋を破ります。
大人(15才以上)1回分は、3粒です。
直径約3㎜、黒かっ色の丸剤です。
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『救心感應丸氣』のお知らせです
その―9(2021年9月4日投稿)
救心製薬
香りの力で気分を上げよう。
こんな方はぜひお試しください
食欲の秋なのにお腹の調子が悪い
読書・スポーツの秋なのに気分がのらない
緊張、不安、ストレスでドキドキする
~英気を養おう~
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣
【効 能・効果】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
第2類医薬品
希望小売価格(税別)●90粒 12,000円 ●300粒 35,000円
その―8(2021年3月16日投稿)
救心製薬
暗いニュースで気分下降。
こんな日々を願って!
元気をつけて毎日を穏やかに過ごしましょう!!
こんな方の気つけやどうき、胃腸虚弱などにおすすめします。
●変化のストレスで元気が出ない。
●不安が続いてドキドキする。
●緊張からどうきがして休息できない。
●緊張しやすく下痢しやすい。
●ストレスで胃腸の調子がよくない。
新しい生活様式が求めらるようになり、
さらに春には職場や学校、家庭といった身近な変化もあります。
こうした変化によってストレスや緊張、不安を感じることが多くなると、気の巡りが悪くなり、
こころとからだに不調を感じやすくなります。
救心感応丸 氣は元気が出ないときの気つけや、
ストレスなどからくるどうき
おなかのトラブルに効果を現します。
気の巡りをよくする麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)配合
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
第2類医薬品
その―7(2020年10月21日投稿)
救心製薬
秋に気分が落ち込む・・・
これって季節性ストレス!?
秋から冬になると、日照時間が短くなることで体内時計が乱れたり、光の刺激が減ることで抗ストレス物質などが減少しやすくなるといわれています。
そのため、やる気がおきないなど気力がわかないことがあります。
気力が低下して
仕事や勉強に打ち込めない・・・
朝起きるのがつらくて
昼間も眠く集中できない・・・
好きだった趣味に興味がなくなり
やる気がおきない・・・
食欲の秋なのに
食欲がない・・・
気の巡りをよくする麝香(じゃこう)、牛黄(ごおう)、龍脳(りゅうのう)をはじめとした7種類の動植物生薬と、熊胆(ゆうたん)の主成分であるウルソデオキシコール酸を配合。
ストレスなどにより胃腸が弱った時や下痢、気力がわかない時の気つけにすぐれた効果を現します。
麝香・牛黄配合
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣 第2類医薬品
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
希望小売価格(税別)
90粒 12,000円
300粒 35,000円
その―6(2020年6月19日投稿)
始まった、
「新しい生活様式」
不安や緊張からくる
不調に。
環境の変化で
ドキドキ
気力がわかず、
朝起きられない
緊張つづきで
おなかがゆるい。
ストレスで
胃の調子が悪い。
環境が変わる。仕事のスタイルが変わる、人間関係が変わる。……今はまさに不安や緊張で体調を崩しやすい時期といえます。
そんな時におすすめしたいおクスリが、救心感應丸 氣です。気の巡りをよくする麝香や牛黄を配合し、どうきや息切れをはじめ、消化不良や下痢などに幅広くお役に立ちます。
・・・麝香・牛黄配合・・・
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
第2類医薬品
その―5(2020年1月24日投稿)
ストレスからくる
あなたの胃腸の弱りや気つけに
小さな粒が効きます
ストレスかな?
緊張や不安
ずっと続いて
ドキドキ・・・
大事なときに、
緊張しちゃって
気つけ薬が欲しい・・・
食欲がない・・・
ストレスかな?
胃腸の調子が・・・
なぜ朝、
スッキリ
起きられないのかな~?
伝統薬はこんなあなたにおすすめします。
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸氣 第2類医薬品
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
【用法・用量】大人(15才以上)1回3粒、11~14才1回2粒、8~10才1回1粒、1日3回食前または食間に水またはお湯で服用してください。
お子さまにもお使いいただけます!
その―4(2020年1月18日投稿)
新しい環境でも、
いきいきと!!
救心製薬
新学期、不安や
緊張でドキドキ
ソワソワ なんだか
落ち着かない
食欲がでない
緊張がつづいて
よく下痢をする
こんな方はぜひお試しください!
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣 第2類医薬品
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
【用法・用量】食前または食間に水またはお湯で服用すること。
大人(15才以上)1回3粒、11~14才1回2粒、8~10才1回1粒、1日3回食前または食間に水またはお湯で服用してください。
その―3(2020年1月12日投稿)
この頃
なんだか・・・。
新しい職場でドキドキ。
緊張つづきでおなかが緩い。
朝、なかなか起きられない。
異動のストレスで食欲がない。
新年度の不安や緊張からくる症状に。
環境が変わる。仕事内容が変わる。人間関係が変わる。……春から初夏にかけては、不安や緊張で体調を崩しやすい季節です。そんな時におすすめしたいおクスリが、救心感應丸 氣です。気の巡りをよくする麝香や牛黄を配合し、どうきや息切れをはじめ、消化不良や下痢などに幅広くお役に立ちます。
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣
麝香・牛黄配合
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
第2類医薬品
その―2(2020年1月7日投稿)
明るい春は、気の巡りから。
進学・就職・転勤・異動・・・・・・
春は環境の変化で多くのストレスにさらされ、
気の巡りが悪くなりがちです。
「救心感應丸氣」で気を巡らせて、
さあ、毎日をいきいきと。
こんな方にオススメします。
・ストレスで胃腸の調子が悪い
―――――――――――――――――――――――――――
・緊張がつづくと下痢しやすい
―――――――――――――――――――――――――――
・不安や緊張でドキドキする
―――――――――――――――――――――――――――
・朝、なかなか起きられない
―――――――――――――――――――――――――――
・やる気がおきない、気力がわかない
気の巡りをスムーズにする「麝香」「牛黄」「龍脳」をはじめとした
7種類の動植物生薬と、熊胆の主成分であるウルソデオキシコール酸を配合。
ストレスなどにより胃腸が弱った時や下痢、
気力がわかない時の気つけにすぐれた効果を現します。
きゅうしんかんのうがんき
救心感應丸 氣
麝香・牛黄配合
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
【用法・用量】大人(15才以上)1回3粒、11~14才1回2粒、8~10才1回1粒、1日3回食前または食間に水またはお湯で服用してください。
第2類医薬品
その―1(2020年1月1日投稿)
不安や緊張からくる不調に。
新しい職場で ‘‘ドキドキ。‘‘
朝、なかなか 起きられない。
緊張つづきで お腹が緩い。
異動のストレスで食欲がない。
環境が変わる。仕事内容が変わる。人間関係が変わる。
――春から初夏にかけては、不安や緊張で体調を崩しやすい季節です。そんな時におすすめしたいおクスリが、救心感應丸氣です。
気の巡りをよくする麝香や牛黄を配合し、どうきや息切れをはじめ、消化不良や下痢など幅広くお役に立ちます。
第2類医薬品
麝香・牛黄配合
救心感應丸 氣
【効 能】気つけ、息切れ、どうき、胃腸虚弱、消化不良、下痢
希望小売価格(税別)90粒12,000円/300粒35,000円
『救心感應丸氣』の効能について詳しく解説します
気つけ
「気つけ」とは…
1.元気をつけること。
2.意識を回復させること。
3.気つけを良くする薬のこと。『気つけ薬』
疲れて元気のないときに気力を回復させたり、暑さなどで頭がボーッとしたり、めまいや立ちくらみがしたときのような一種の脳貧血状態を改善すること。
気絶しているものを生き返らせること。
正気を失っているものなどに、元気を取りもどさせて気持ちを引き立てること。
原因ははっきりしないが、何らかの原因で心臓機能の低下や、血液循環の低下により、脳への酸素供給や栄養供給が悪くなり、気が遠くなったり、意識が低下した時に、薬の服用などにより血流を改善させて、元気をつけたり勇気を引き立たせること。
気力を回復させたり、頭の働きをハッキリさせることにより、一時的な脳の貧血状態を改善させること。
息切れ
「息切れ」とは…
1.呼吸が苦しく、はあはあと息をすること。
2.比喩的に、物事の途中で根気が続かなくなること。
息切れとは、呼吸をするのに努力を必要としたり、不快感を自覚することをいいます。
息がつまる、胸が圧迫される、空気がほしい、呼吸が重い、努力しないと呼吸ができない、呼吸が浅い、十分に息を吐けない、呼吸が速いなど、様々な表現があります。
どうき
「どうき(動悸)」とは…
1.平生より強い、心臓の鼓動。
2.心臓の拍動を不快感または不安感として自覚する状態のこと。
動悸(どうき)とは、心臓の拍動を強く又は速く感じる、脈拍が乱れるといった症状のことをいいます。
激しい運動をしたときには、頻脈になるため誰でも動悸を感じますが、軽い運動で動悸を感じるような場合には心臓の働きが低下していることが原因として考えられます。
血圧が急に上昇した時や、心臓の働きが低下したりすると、全身に十分な血液を送り出せなくなるため、心臓は拍動数を増やすことによってその不足を補おうとして動悸が起こります。
動悸は、健康な方であっても、不安やストレスから起きる精神的なものや、睡眠不足や過労、女性の場合には貧血や、更年期に起こるホルモンバランスの乱れから生じるものなどもあります。
具体的な症状としては、例えば「ドキドキする」「胸が一瞬ドキンとする」「ドキンドキンする」「心臓が早く打つ」「脈がとぶ」「脈が詰まる」 「胸が一瞬止まるように思う」「脈がゆっくりだが、一拍ずつ強く打つ」「喉の奥がピクピクする」 など、普通では自覚されない心臓の拍動やその乱れを自覚することをいいます。
胃腸虚弱
「胃腸虚弱」とは…
1.普段から胃腸が弱い。子供のころから胃腸の症状がでやすい。
2.食欲がわかない。
3.食べすぎると胃腸の調子が悪くなる。
4.冷たい飲食物をとるとすぐに腹痛や下痢になる。消化不良になりやすい。
5.病院検査の異常はないが、胃腸の調子がよくない。
6.食後に眠くなる。
胃腸虚弱とは、体質的なものやストレスなどにより、胃腸の動きが弱くなっている状態です。
胃腸が健康でなければ、食事をおいしくとることができません。食事が満足にとれないと、体を動かすエネルギーを十分につくり出せなくなってしまいます。
胃腸は、食物から必要な栄養を体内にとりこんだり、食物に含まれる病原菌を殺菌したりする大切な役割を持っています。
消化不良
「消化不良」とは…
1.食欲がない。あまりお腹がすかない。
2.ムカムカする。
3.胸やけがする。
4.胃がもたれる。
5.げっぷがある。
6.便がゆるい。下痢便。
消化不良とは、暴飲暴食、腐敗物の摂取、感染症、疲労などにより、食物が十分に消化されない状態。
食欲不振・腹痛・嘔吐・下痢などがみられる。
胃の粘膜が弱まり、炎症が繰り返されて治りにくくなっている状態です。
突然胃痛や吐き気が起こり、消化不良による膨満感、胃もたれ、胃痛、胸やけ、吐き気、げっぷなどの症状が慢性的に繰り返され、胃潰瘍に進行することもあります。
下痢
「下痢」とは…
1.便が水っぽい。
2.便がゆるい。
3.液状、またはそれに近い状態の便が出る。
4.固りのない便が、1日に何度も出る。
5.腹部不快感や腹痛を伴う。
6.下痢止め薬を4~5日服用しても改善しない。
便の水分が異常に増え、液状またはそれに近い状態を「下痢便」、通常より少し軟らかい状態を「軟便」、下痢や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。
下痢であっても、1週間ほどで症状が治まる場合は「急性下痢」、1ヶ月以上症状が続く場合は「慢性下痢」といいます。
下痢便は、やわらかい状態、水っぽい状態だけの場合もありますが、便の色が黒かったり、白や赤などの色が混ざっている便、さらには血液や粘液が混ざった便などもあり、危険な状態を知る目安にもなります。
バナナ状の便ともいわれる理想的な便の水分量は、70%~80%です。
軟便は、80%~90%、下痢便は、90%以上になります。
現代(いま)に活かす『伝統生薬』のお知らせです
舞い散る角質【秋~1】
毎年のことながら、寒くなるにつれて気になるのが肌の乾燥です。顔や手など、人目につくところのカサカサに加え、着替えの時に、角質が床に舞い散るのは、何とも情けないものです。肌の乾燥を冬の風物詩として受け入れるのも一つですが、肌のうるおい不足はドライマウスとも関係していることを忘れてはなりません。
生薬【亀板:きばん】
冬は暖房も手伝って、思いのほか喉が渇くものです。亀板は、身体のあちこちに乾燥が発生してしまう、身体の水分保持能力の低下に働きかける「ドライマウスの生薬」です。肌の乾燥、口渇、目の渇き、鼻づまりなど「ドライ〇〇〇」の改善に広く使われています。
味:甘(脾を養う。滋養強壮など)、鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:寒(体を冷ます)
食材【柿】
秋に旬を迎える柿の性質は寒です。身体は冷えると、生理的に作り出される、廃棄物としての熱が放出できなくなり、その熱は乾燥につながります。「寒」は熱を処理する働きを表現しています。冷えにも適度を寒が必要な場合があるのです。
ツボ【小商:しょうしょう】
肌の乾燥、鼻づまりだけではなく、アトピーや鼻炎などの改善にも使われます。このツボは、呼吸を通して全身の気血水の流れを整えてくれる「肺」にかかわるツボの仲間に属しています。「肺」は便秘など、大腸の潤いと排泄力にも関係していると考えられています。
探し方:手の親指の爪、外側の斜め下
言葉が出ない【夏~3】
内容は細かいところまでわかっているのに、一言で伝わる言葉が出てこない。仕方ないので浮かんだ言葉をあれこれ並べてみたら、あっさり「何だ、〇〇のことか」と瞬時に言われてしまった。その場は何とか乗り切れても、内心は穏やかではありません。この「ど忘れ」は単なる物忘れであってほしいと。
生薬【羚羊角:れいようかく】
物忘れは誰にでも起こる自然なことです。寝不足、疲れ、多忙、考え事、イライラなど、心身にゆとりがなくなっている時に、起こりやすくなるものです。羚羊角は、物忘れや感覚の狂い、集中力の低下など「頭がいっぱいいっぱい」な状態が気になる時に使える生薬です。
味:鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:寒(体を冷ます)
食材【緑茶】
頭をスッキリさせて、気持ちを落ち着かせてくれる働きがあります。性質が涼なので、温かいお茶でも「頭に血がのぼっている」状態を「まあまあ一息入れて」となだめてくれます。茶室で茶をたしなむ‘‘ゆとり‘‘はなくても、食卓でゆっくり緑茶を楽しみたいものです。
ツボ【風府:ふうふ】
「頭がいっぱいいっぱい」な状態をリセットし、脳を再起動させたい時、押しながら3回、大きく深呼吸をしてみてください。目からの情報は脳を疲れさせてしまいます。スマホ老眼、首から肩にかけてのコリの緩和、背中から腰にかけての調整にも使えるツボです。
探し方:少し上を向いた時、背骨から上がって指の止まるくぼみ
眠りが浅い【夏~2】
眠くなって布団に入り、すぐに寝付いたにもかかわらず、トイレに行きたいわけでもないのに目が覚めてしまう。考え事が頭から離れないまま、堂々巡りしながら夢うつつのような状態で朝を迎える。いずれも熟睡したとはいえません。心身を活性化してくれるのは「ああ、よく寝た」と思える寝覚めの充実感です。
生薬【麝香:じゃこう】
東洋医学では、睡眠の質は気血の巡りで決まると考えます。昼間は活発に、夜は静かに気血が流れてこそ、健康な身体です。麝香は気血の巡りを整えてくれます。「ぐっすり眠れるかな」という思いがよぎったら、それはもう睡眠ストレスです。
味:辛(肺を養う。発汗・発散など)
性質:温(体を穏やかに温める)
食材【みょうが】
不眠症に効果があるといわれています。性質が寒なので、頭を使いすぎて「頭がいっぱいいっぱい」状態で眠れないような時に良いでしょう。暑くて寝不足気味の身体にも、酢の物や薬味など夏の一品として食卓に添えれば、夏バテ予防の薬膳になります。
ツボ【照海:しょうかい】
昼間の気血は、筋肉や脳など活発に必要な部位に多く分布されています。それが夜間になると内臓へと集まり、活発が沈静化することで就くとされています。「照海」は活動に使われた気血が、内臓に帰るときに通過するツボです。気血の流れを整えてくれます。
探し方:内くるぶしの下
湿気と膝痛【夏~1】
膝の痛みは、腰痛や腹痛よりも体幹から離れているところの痛みなので、経験のない方からすれば軽く思われがちですが、痛みで思うように歩けない不自由さは、肩の痛みと違う膝痛ならではのもどかしさです。膝痛は湿気と寒さで悪化しやすいので、梅雨時期は要注意です。エアコンの除湿でも冷えて痛みを誘います。
生薬【鹿茸:ろくじょう】
鹿茸は、骨に栄養を送る働き、体を温める働きを高めるお手伝いをしてくれます。骨や脳の老化には「腎精」が関わっています。不安や疲れ、病気などで「腎精」の現象が加速すると、関節の老化も早まります。「腎精」の減少が気になりだしたら鹿茸です。
味:甘(脾を養う。滋養強壮など)、鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:温(体を穏やかに温める)
食材【はとむぎ】
今や雑穀米には欠かせない存在になっていますが、「ヨクイニン」という名で知られた生薬でもあります。身体の中に溜まってしまった余分な水分を、外へ出す働きに優れています。膝痛をはじめとする関節痛、肌荒れ、むくみが気になる方にお薦めの食材です。
ツボ【委中:いちゅう】
膝痛は、膝の裏から始まります。正座をした時に「委中」のあたりに違和感を感じる、足を伸ばした時にふくらはぎにかけて突っ張った感じがする、といった一時的な症状が現れたら、大腿筋の筋力強化と足の保湿を真剣に考えるべきサインです。
探し方:膝の裏の中央
不安でへとへと【春~4】
誰でも不安に駆られて、一歩も先へ進めないという状況に陥ることがあります。この「不安」という感情は実に厄介で、付き合い方を間違えると気持ちを疲弊させるばかりか、体力を消耗し、日常生活に悪影響を及ぼすこととなります。しかし物体として存在しているわけではないので、付き合い方を考える余地はあります。
生薬【羚羊角:れいようかく】
不安は「頭がいっぱいいっぱい」になっている疲れた脳になると、なかなか退治するのが難しくなります。しかも思考力や集中力を低下させます。春は、誰でも気持ちが不安になりやすい季節です。「頭の換気扇」羚羊角で、不安を追い出したいものです。
味:鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:寒(体を冷ます)
食材【ホタテ貝】
アミノ酸の一種であるタウリンが豊富なことで知られています。イライラ、落ち込み、パニックに加え、めまい、頭痛、耳鳴りなどの諸症状が気になる時は、刺身や寿司で生食も良いですが、干したものをご飯と炊くと、冷えも気にせず毎日いただけます。
味:甘(脾を養う。滋養強壮など)、鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:平(寒熱どちらでもない)
ツボ【神門:しんもん】
神の門といえば、思い浮かぶのは、神社の鳥居です。なんと両手首には一つずつ「神門」があります。まさに自分専用のパワースポットです。鳥居をくぐって参道をすすみ、本堂でお参りしているイメージで、深呼吸をしてみてください。ご利益があるかもしれません。
探し方:手のひら側、手首。小指から降りてきたところ。
目から肩こり【春~3】
春に限らず、慢性的に目の疲れや肩こりにお悩みの方は多いものです。気になる五十肩、老眼も、肩こりと眼精疲労の積み重ねから進行していきます。肩こりで吐き気、食欲不振、動悸、肋間神経痛などが起こることもあります。特に春は、肩こりから頭痛、めまい、耳鳴り、イライラが誘発されます。
生薬【牛黄:ごおう】
眼精疲労など「疲労の裏には熱がある」と東洋医学では考えます。ゴミ出しと同じで、疲れていると溜まったゴミが出せずに体や患部が「ゴミ屋敷」になります。牛黄は、疲れで溜まったゴミを出すお手伝いをしてくれます。
味:苦(心を養う。炎症を抑えるなど)
性質:涼(体を穏やかに冷ます)
食材【セロリ】
疲れの裏にある「熱」は、冷えの裏にもあります。肩こり、眼精疲労、イライラ、めまいなど、花冷えで悪化しやすい春の諸症状にはセロリです。カリウムが多く高血圧にもよいとされています。春は気圧の変動で、血圧も不安定になりがちです。
味:甘(脾を養う。滋養強壮など)
性質:涼(体を穏やかに冷ます)
ツボ【肩井:けんせい】
脳梗塞の前兆として「手足のしびれ」が知られています。そのため手のしびれに神経質になります。実際、検査の結果はいじょうなしの慢性的なしびれもあります。中には「肩井」周辺の頑固なコリが原因で、しびれていることがあります。
探し方:首の一番大きな骨と、肩の先を「結んだ中間点
気持の落ち込み【春~2】
世間一般では、入学や入社など新生活を始めた人が、連休を境に緊張が解けて、その反動で心身の不調から動けなくなることを、五月病というようです。しかし漢方的には、春から夏への「身体の衣替え」の失敗なので、誰にでも起こりうることです。あせり、イライラ、不眠など、気持ちがマイナスの方向に動きやすくなります。
生薬【羚羊角:れいようかく】
落ち込みが激しいとき、本人はあれこれ考えているつもりでも、原因となっている怒りや落胆、後悔などの気持ちから抜けられず、堂々めぐりになっているものです。羚羊角は「頭の換気扇」のようなもので、気持ちの流れを変えるお手伝いをしてくれます。
味:鹹(腎を養う。固いものを軟らかくするなど)
性質:寒(体を冷ます)
食材【いちご】
店頭に並ぶいちごは、品種改良されているので甘くて美味しいです。しかし家庭菜園のものを口にすると、身震いするほど酸っぱくて驚きます。酸っぱいビタミンCには、酸素を取り込むのに必要となる、鉄の吸収を助ける働きがあります。
味:酸(肝を養う。筋肉を引き締めるなど)
性質:平(寒熱どちらでもない)
ツボ【神門:しんもん】
「神門」は気持ちの扉を意味しています。気持ちが落ち込むと、呼吸が浅くなります。すると酸素不足を補うために、「深いため息」になるのです。心労から寝込んでしまう場合も、全身が酸素不足になっているとも考えられます。
探し方:手のひら側、手首、小指から降りてきたところ
気持ちと気血【春~1】
誰でも「どうしよう」と思うと呼吸が浅くなるものです。すると十分に酸素が取り込めなくなるので、息苦しくなります。気持ちが苦しくなると、気血を巡らす「気」が不足するので気血が滞り、身体全体が次第に苦しくなるようにできています。気分転換の「気」は、気持ちの気でもありますが、気血の気でもあるのです。
生薬【麝香:じゃこう】
「どうしよう」は五月病、不眠、うつ状態、イライラ、不安、気持ちの動揺など、さまざまな「不安定」を引き起こし始めます。麝香は身体中の気血の総点検をし、気血の整備をすることにすぐれています。「どうしよう」と思ったら、とりあえず麝香です。
味:辛(肺を養う。発汗・発散など)
性質:温(体を穏やかに温める)
食材【たけのこ】
日々選ぶ食事や食材には、どうしても好みや偏りが出るものです。そのなかで流れを変えてくれるのが、旬の食材です。「どうしよう」で頭がお悩みに占領されてしまうと、食事はワンパターンになりがちです。たけのこの独特のえぐみは、気分転換になります。
味:甘(肺を養う。滋養強壮など)
性質:涼(体を穏やかに冷ます)
ツボ【中渚:ちゅうしょ】
気血の「気」を元気にするツボです。場所柄、さりげなく押すことができます。「どうしよう」や漠然とした不安に襲われた時には、ツボに指を添えて深呼吸です。気持ちも気血も、新鮮な「空気」を待っています。疲れで身体が動かない時にお使います。
探し方:小指と薬指の間で、手を握った時に出る関節の下にできるくぼみ
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